空間=場 ?
空間っていうのが
ぼくたち(ぼくが かな)が思っていたような
何も無いところって考えかたは
現在では否定する方向進んでいるみたい
この世界には
なにかがぎっしり詰まっているってことになっちゃっている
だとしたら その詰まっているモノってなんだろう
ぼくたちの考える
普通(?)の物質じゃないよね
それじゃ また昔のエーテル論に戻っちゃう
イメージが湧きやすいように
水とか空気の中にある物体
そんな関係性で場と電荷を例えてみたけど
そんな単純なものじゃないのもわかっているよね
だけど 今のところでは
『場』とはどんなものかってことは
わかっていないんじゃないかな
ただ 考え方として
『場』という存在の中に宇宙は漬かっている
そう思えばわかりやすいのかもしれないけど
前にも書いているけど
宇宙(存在)っていうのは
ぼくたちが認識できるところを称するのか
認識はできないんだけど実在するもの
すべてを含むのかは
またいつかのはなしにしよう
ただ 少なくとも ぼくたちの認識し得る世界
モノは正方向にしかなく 時間も逆行できない
そして最高速度は光速を超えられないという
『ミンコフスキー時空座標』でいえば
全体の1/8の世界では
『場』という存在の中に
ぼくたちの(ぼくたちも含めて)世界は
漬かっていると考えるのが
(現在のところ)大勢を占める意見だってことだね
と いうことで
世界は『場』という得体のしれない存在の中に
漬かっているってことを前提に考えてみよう
アインシュタインさんも言っているじゃない
仕事の3つのルールとして
「乱雑さからシンプルなものを見つける」
「不和から調和を見つける」
「困難の中に機会がある」って
複雑に一つづつを考察するのは
学者さんたちに任せよう
ぼくみたいな素人は
シンプルにというよりアバウトに
考えてみるしかないもんね
と すれば
どういうことがおこるのだろう?
電子の動き
エネルギー保存則っていうのがある
毎度のこねくり回された言い方で言うならば
「外界から遮断されて閉じた系においては
その中のエネルギーの総和は一定となる」
って法則だね
これにしたってあくまでも仮説でしかないけど
『因果関係』なんかと同じで
ぼくたちの考え方の土台だから
一応信用しておこう
もっとも ぼくの子供の頃には
質量保存則も『是』とされていたんだから
いつどこで変わるかもしれないけど
この世界(宇宙)を
閉じられた系とするってことも
あくまで仮説ではあるけど
ぼくたちの土台となっている考えだね
さて 電気ってなんだろうってことで
考えられているのが電子の移動ってこと
電気エネルギーとも言われるけど
単純に電子の運動エネルギーと考えても
いいのかもしれないって思えちゃう
だから 電荷を持つということと
電気が発生するってことは
別物だと思うんだ
あくまでも『たぶん』なんだけど
電荷って言うのは電子を走らすための
仕組みのような気がするね
天気予報なんかに使われる
『高気圧』『低気圧』っていうのが電荷で
風速(風)っていうのが
電子の動きなんじゃないのかな
電荷
モノは基本的には
電荷として中性だっていうのも
基本概念としてあるんだ
どうやら 宇宙は
穏やかに暮らしたいらしい
だから 高低差のある
(温度にしても位置にしても)
エネルギーっていうものは
なんとか均衡を保つような方向に
動いているんじゃないかって言うのが
現代の考え方だね
だからモノの本質は
基本的には中性(中立?)ってことになるらしい
そして モノを構成しているのは原子
原子はプラス帯電の原子核と
マイナス帯電の電子で出来ている(らしい)
電気って言うのは電子の動き
モノの持つ 電荷としての作用する部分は
どうやら電子というマイナスに帯電したものと
陽子というプラスに帯電したものが
担っているってことになっている
電荷として考える場合
動き回るマイナスの電子と
どっしり構えて動かない陽子のことを
考えればいいんだと思うんだ
本来中性(電荷的に)であるはずの
モノがなぜ電荷を持つのか?
まず一つ考えられるのは
放蕩息子の電子が
原子から家出しちゃうっていうのがあるよね
家出した電子は当然マイナスの電荷
家出された原子はプラス帯電(陽イオン)になっちゃう
もう一つは金属なんかの結晶体
結晶体の中は自由電子(放蕩息子)が
うろうろしている状態
だから 結晶体全体としては中性だけど
電子のいる場所が偏っちゃうと
プラス電荷を持つ場所とマイナス電荷を持つ場所が出来ちゃう
プラ製品を布でこすると静電気が発生する原理だね
とにかく 外部からの力で電子が動くことによって
電荷が発生する ってことで
良いんじゃないかな
電荷と電気
電荷は電子と陽子が作り出す電気的なバランスの崩れ
電気は電子の流れってことにしてみよう
実際はもっと複雑なんだろうけど
シンプル(アバウトかも)にね
ここからはぼくの偏見と独断に満ちた感想
イメージしてみよう
よく引力の説明で出てくる
トランポリンの上にボールを乗せる
というのがあるんだけど
聞いたことはないかな
トランポリンの上にボールを乗せると
トランポリンは凹んじゃう
その凹みはボールの重さに比例するんだね
これは 質量と引力場の関係を
視覚的に説明するために
使われる例えだけど
それを電磁場にも使っちゃおうよ
ただ 電荷と引力の違うところは
引力は引き合うだけだけど
電荷は引き合う力と反発する力を持っているから
トランポリンで例えるより
前に少し触れたけど
天気図の高気圧・低気圧みたいに
考えたほうが良いかもしれないけど
プラスの電荷を低気圧
マイナスの電荷を高気圧だとしてみるね
プラスの電荷は鉄球みたいに
トランポリンを凹ませるってこと
マイナスの電荷は
トランポリンを引っ張るみたいな
感じかな
風は高気圧から低気圧に向かって吹くじゃない
マイナスの電荷ってことは
電子の数が多い(もしくは偏っている)
ってことになっちゃう
だから マイナス電荷の方から
プラスの電荷の方へ風が吹くみたいに
電子は流れて行っちゃうって
おかしくないような気がするな
電場のことはひとまず忘れて
高気圧から低気圧へ向かって
風が通りやすいように道を作ってやったとしよう
(トンネルとかチューブでもいいかな)
これが導線だね
前に書いたと思うけど
電子の実際のスピードは寄り道しながら進むから
それほど早くはないけど
高気圧と低気圧の気圧の段差の情報は
一瞬(光速)で伝わっちゃう
だから 導線内を走る電子は
導線内の光速(情報伝達速度)で
マイナスからプラスに向かって動いていくように
見えるように思わないかな
電気が電線に沿って伝わるって
そんな感じかもしれないね