いつものことでまた寄り道 Ⅳ(モノってなんだ?)

雑学を収集しようじゃないか雑学
スポンサーリンク

次にいってみよう

ひとまず『波』って

状態について書くのは

ここまでとしておこう

一つの書き込みでまとめ上げられるって

思っていたんだけど

意外と長くなっちゃったね

でも 書き出すとまだまだ

いくらでも書けるんだから

困ったもんだ

こんな難しい話を

中学・高校の短時間で学ぶんだから

物理嫌いの生徒が増えるのは

あたりまえなんだろうな

ぼくが今やろうとしているのは

量子が粒子性と波動性を

併せ持つってところで

変に引っかかってしまったから

波ってなに?

粒子ってなに?

って単純な発想だったんだ

それくらい

簡単にわかるって

思っていたぼくは

浅はかだったみたいだね

ただ 概略だけ掴めば

いいってことなんだから

波っていうのは

まわりの媒質が単純運動をして

それが伝わっているだけで

波そのものが『モノ』として

動いているわけじゃないってことと

波にはいくつかの

性質があるんだってところで

考える土台はできたことに

してしまおう

となると次は粒子性だよね

粒子ってなに? ってことは

『モノ』ってなに? ってことに

なるのかもしれない

モノ(物質)

物質にもやはり定義が

あるみたい

たしかに『定義』ってものがなけりゃ

物質に対する捉え方は

人によって

個々違っちゃうから

しかたがないよね

簡単な言葉(?)で言えば

「物質とは場所をとり

一定の量を持つもの」

っていうのがある

もうすこしカッコを付けて言うと

「質量と体積を持つもの」

っていうのもあるね

ただ各学問で

捉え方は少し違うみたいなんだ

哲学だと

「感覚によってその存在が

認められるもの」

人間の外部観測器官などで

意識として捉えることはできるけど

意識とは独立して存在しているもの

ってことかな

物理学だと

「物体を形作り

任意に変化させることの

できない性質を持つ存在」

「空間の一部を占め

有限の質量もつもの」

なんてことになるね

化学だと

「自然状態にあるか

任意の製造過程において得られる

化学元素およびその化合物」

ってことになっている

もっともこれらの

(哲学はちょっと置いておいて)

定義はどちらかと言えば

古い定義になるのかもしれない

やはり量子力学って学問が

進むにしたがって

物質ってものに対する

物理学・化学ともに捉え方が

変わってきているらしいんだ

物理学と化学

またまた寄り道をするけど

ごめんなさい

量子力学は物理学か化学か

って言われると

多くの人が物理学だって

答えると思うんだ

では 化学と物理学って

なにが違うんだろう?

途中までは明らかに方向性が

違っていたとは思うんだよ

それこそ哲学と自然科学が

現在じゃ哲学は人間の内面を扱って

自然科学は人間の内面とは

独立しているものって

考えられているけど

もともとは同じだったのと

一緒じゃないかな

哲学が自然科学に

自然科学が物理学や化学

生理学・医学・地質学……

という細々とした分野に

分かれていかざるを得なかった

っていうのは

ある意味科学が

発達しすぎたからなのかもしれない

より深く より細かいところまで

わかるってことは

複雑化しすぎて

収拾がつかなくなってしまう

ってことにも

通じるもんね

20世紀初頭までは

モノの根源的な

法則の解明を目的とした

物理学と

より工業的というか

実利的な使用法を目的とした

化学は明らかに

境界線が引かれていたと思うんだ

ただ原子ってものが

明らかになってきてから

またその間の境界線が

あやふやになってきたのかもしれない

量子力学の理論を使っての

化学物理学とか

原子核物理学と化学がくっついた

核化学なんて言うのも

出来てるらしいんだよ

現在じゃ物理学と化学

それ以外の学術分野の

境界線ってものが

無くなってきているのかもしれないんだ

なんといっても2021年の

ノーベル物理学賞のひとつに

気候学が入っているぐらいだもの

モノを調べていくと

どうしても『素粒子』にまで

行き着いちゃうんだけど

はじめはこれって『化学』の

領分じゃないの? って

疑問が頭を駆け回っていたんだ

だからついつい

化学と物理学の違いを

息抜きに書いてみた

だけなんだけどね

物質の定義

初めの物質の定義が

古い定義って書いたけど

では現在じゃどうなっているんだろう

さっきの物理学と化学が

はっきり区別されていた

20世紀の初めぐらいまでは

原子ってものが

じっさいにあるのか無いのかってことが

まだ確定してなかったんだよ

だからモノの本質

細かく細かく物質をしていった先に

待っているものがなにか?

ってことがわかってなかったんだね

やがて原子の存在が

明らかにされて

そこからはじまった

量子力学が進んでいくにつれて

モノってものに対する

定義が徐々に変わっていったそうだ

原子が明らかになったころには

物質とは

「原子で構成されるもの」

量子力学が初期の段階では

「質量を持つ波」

量子力学が発展して

場の量子論あたりでは

(現在だね)

「場の励起状態」

って定義されるようになったって

ことらしい

この「場の励起状態」は

場の量子論

延いては素粒子論のところへ

いかないと出てこないから

今のところは無視しておくけどね

今書いているのは

量子力学の初期ってことなんだ

なんといっても

「質量を持つ波」

量子の粒子性と波動性ってところで

足踏みしているんだからさ

未だに量子力学の初期で

とどまっているのに

場の量子論は早すぎるよね

どうやらモノってものの

捉え方が大きく変化をしたのは

原子ってものの

存在が起因しているみたいなんだ

タイトルとURLをコピーしました