生物学

雑学

行動遺伝学 Ⅱ

心の動きを観測するために行動の観測をする。おかしくは無いよね。ただ その行動は刺激に対する単純な反応としても それは学習から来るのか その生物に植え付けられた遺伝的要素から来るのか? なによりも行動ってものを「その刺激に対してなぜそのように動くのかの『なぜ』を分類すべきだ」って提言したのがティンバーゲンさんなんだ。
雑学

行動遺伝学 Ⅰ

メンデルさんという遺伝学者さんの論文の中に『選択交配』っていうのが出てくる。メンデルさんの主張する『選択交配』は形質(姿形)についてなんだけどこれを『行動』にまでその影響を求めようって考える学者さんたちが出て来た。でも行動とくればここは心理学の出番。こうして心理学と遺伝学の合体した行動遺伝学が出て来たんだね。
雑学

心理学

『行動遺伝学』について触れてみようとすると心理学ってものが避けられないんだよね。遺伝学をむりやり心理学に組み込もうとした結果がこういった新しい研究分野を作っちゃったってことだもの。ただ『心理学』なんて簡単に書いちゃったけどこの学問も奥が深いんだよ。でもぼくの興味の範疇にはほとんどないから軽く流すだけにするけどね。
雑学

遺伝

人間(動物でも生物でもいいけど)の本質は生まれ持ったものなのか育った環境によるものなのか。この問題はいつの時代でもあるんじゃないかな。勉強は努力のたまものか才能か 異性にもてるのは努力か生まれつきなのかって問題だね。この心理学でいう『氏 育ち』論争。こんなところにも科学の実験というメスが入っていっちゃったんだね。
雑学

刺激から行動へ

生物学も実際のところまだまだ発展途上ってことなんだろうね。観測結果から推論は立てられているけど確証は立てられないってところ。概略はある程度つかめているんだよ。『受容器』(ぼくが勝手に外部観測器官と言っているやつだね)からの情報がある種の反応を引き起こす。その反応の仕方が『行動』となるって あまりにも当たり前だけどね。
雑学

手掛かりを求めて

生物学 特に思考を考察するのに外部に現れている『行動』から類推するっていうのは学問としては正しいけどどうしても冗長になっちゃうよね。即席のサンプルは数多く集められるだろうけど中心の理論建てがあやふやなものだからどうしても核心に触れにくい。だからある意味細かい情報が多くあるんだけど核子の部分には決定論が無いんだよな。
雑学

理性の分類

ぼくの本来得意とする分野は漠然とした『哲学もどき』を駆使していい加減な結論を出すといういい加減なものなんだけどな。なぜか物理学に迷い込んで、なんとか舞い戻って来たと思ったら今度は生物学の沼に落ち込みそうなんだ。もっとも哲学の一つの命題である『理性』を科学的に考察しようとするとやはり生物学は必須かもしれないけど。
雑学

理性と行動

なんとなく人類っていうのは生物界の中で特別な存在だなんてぼくたちは思いたがっているけど ではどこが特別なのかって答えに窮しないかな。だから本能とか思考なんてものを考えようとして見たけどもともとそのもの自体を観測することはできないんだ(今のところ)。となると 思考・本能が導き出す行動ってものを考えないといけないよね。
雑学

習得的行動

生得的行動はもともと生物(生物全般か大脳を持つ生物かそれぞれの種かは別にして)が持っている行動様式ってこと。それに対して習得的行動は個々の生物が誕生してから手に入れる行動様式って感じじゃないかな。ある種の学習ってことになるのかもしれない。学習で手に入れる行動ってことはなんとなく人間の特殊性に迫れるような気がしないかな。
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生得的行動

生得的行動について少しだけ触れてみようか。生得的行動っていうのはその生物が生来持っているいわばぼくの考えている本能に近い行動のことかもしれないね。将来持っている行動ではあるけどその出方には違いがあるみたいなんだ。だから走性・反射・本能という具合に分類分けされているんだそうだ。
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