生物学

雑学

生命記号論

遺伝子を利己的とするとその目的はその設計図を子孫に伝えること。設計図という言い方をするとなにかに与えられたものという勘違いがおきちゃうから 設計図じゃなくてその個(種)の持つ情報を未来に伝達することが第一命題ってことでいいんじゃないかな。では情報ってなんだろう? そしてその情報を読み取る相手とはなんなのだろう?
雑学

科学から離れる前に

遺伝子が利己的であるということは自分の持つ情報をはるか未来の子孫に伝えようとしているってことになる。個の存続年数は限定される。その中で情報だけを繋いでいくんだね。だけど情報というものはそれだけでは意味を持たない。その情報を読み取るものが必要とされるんだ。では遺伝子が繋いでいく情報はいったいなにものが解読するんだろう?
雑学

進化から見る生物学

生き物を科学で考え始めると『命』や『魂』ってものの存在のあやふやさってものが際立ってくる。『人間』というものを特別な存在だと思い込もうとしても『人間』も『生物』の一形態だと科学は突き詰めてくる。そして『生物』の生態は個の意志などを無視して存在するとも。科学は「人間にとって世界とは?」から始まったはずなんだけどね。
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雑学

ESS理論

初期のゲーム理論を運用・研究したのは経済学者や戦略研究者だったんだ。ただし科学を名乗った以上 研究者としての彼らは人間というファクターの処理に困惑したんだと思うよ。初期のゲームの理論が経済学として発展しなかったのもわかる気がする。ただその理論から人間性を排除した生物学の分野ではその有効性は認められたってことなんだよね。
雑学

なぜか経済学

『ゲームの理論』といえば現代の経済学の主流を占める学問(らしい)。もっとも4~50年前まではそれほど注目されてなかったけど。初期のゲームの理論は戦争や経済競争の為に構築されたけどそれを生物学 特に進化というものに応用した生物学者さんがいた。そこで構築されたESS理論が逆輸入という形で経済学にも生かされてきたんだね。
雑学

遺伝と進化 Ⅲ

生物の構造進化の研究の主体は『生物学』のはずだよね。そこに『心理学』が長年の論争であった『氏・育ち論争』の糸口を見つけるためにちょっかいを出して行動からの生物の進化・遺伝の研究が進んだってこと。哲学も自然科学も行き着くところは「人間にとって」この世界はどうなっているんだろうという研究だからこの融合は正解かもしれないね。
雑学

遺伝と進化 Ⅱ

遺伝=遺伝子 遺伝子は個体の行動選択からの逆転写は無い。それがつい最近までの主流。姿形の善し悪しも運動能力頭の善し悪しもすべてが遺伝の影響って考えだね。ただ ぼくたちに主流の情報として流れてくるものはどうしても一昔前の情報だってことを忘れちゃいけない。一時期主流だった遺伝絶対論も最近はまた揺らいできているみたいなんだ。
雑学

遺伝と進化 Ⅰ

『DNA』。よく聞くし知っているつもりにはなっているけどほとんどの人は正確なところは知らないかもしれない。もっとも専門家にしたって知っているとは言えないかも。生物の形態の情報データだというところはほぼ間違いなさそう。では なにを正確に伝えるのか? なぜ『DNA』がありながら進化が起きるのか。まだまだ研究途上なんだよね。
雑学

遺伝子って?

遺伝子ってわかったようなつもりにはなっているよね。遺伝子は『RNA』とか『DNA』とか呼ばれているなんて。でも突っ込まれると困っちゃうんだ(ぼくはだけど)。生物にはいろいろな種類があるけど基本として『核酸』がアミノ酸という材料を使って『細胞』を作っているらしい。この核酸と細胞が生物の形質を決定しているらしいんだけど。
雑学

利己的遺伝子

生物の目的が『自己保存』『種族保存』の二つだと考えると『個』の自己犠牲という形質の説明が難しい。自然選択説で利己的な個を前提にするとこれまた自己犠牲の形質の説明が難しくなる。そこで出て来たのが遺伝子。利己的なのは『個』ではなく『遺伝子』、生物の目的は『種族保存』のみだとすると自己犠牲の形質が残ることが容認できるんだ。
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