不確定性原理

雑学

多世界解釈 Ⅱ

『人間』は波動関数で表せられる世界の中にいるのか外から俯瞰しているのか。そのあたりが『コペンハーゲン解釈』と『多世界解釈』の最大の論点じゃないかな。人間は波動関数の中にいるけど物理学って学問はどうなんだ? ってところが問題。だからこの論争、人間がじゃなくて物理学が波動関数の影響を受けるのかって問題なんだろうね。
雑学

多世界解釈 Ⅰ

『観測』。この言葉が物事をややこしくしている元凶なんだよね。観測ってすごく客観的なデータのような気がするけどあくまで『人間が』って言葉が付いちゃうんだ。では人間は波動関数から逃れるのか? って問題だよね。もし人間が波動関数から逃れられているとしたら解釈の難問が突き付けられる。もし人間も波動関数の中にいるとしたら……
雑学

多世界解釈へ足を踏み入れる前に

観測。そのことばには『人間』が観測するって意味が前提として置かれているよね。物理学ってそういう学問なんだから。だけど相対論もそうだったけど特に量子論ではこの『人間』っていうものが問題になってきちゃうんだね。モノは波動関数で表せられる。人間はモノの一つである。では人間は波動関数でしか語れないのか? という。
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雑学

波動関数の収縮

科学 特に物理学というのは理論構成が完璧でないと正しい仮説とは認められないところが辛そうだね。『波動関数が量子の状態を表す』っていうところまでは仮説として認められているんだ。ただ 観測すれば量子が粒子として見つかっちゃうのはなぜか? ってところでみんな苦労しているんだね。そこで出てくるのが『射影仮説』なんだけど……
雑学

コペンハーゲン解釈だけがすべてか? Ⅲ

コペンハーゲン解釈に対する多くの反論が『因果関係』が崩れるってこと。だけどじつは波動関数自体は因果関係を満たしているんだね。『観測』すると一点に観測されるという事実を導入すると因果関係が崩れちゃうんだ。そこで出てくるのが『多世界解釈』。もしかするとコペンハーゲン解釈の対抗馬になるかもしれない可能性を秘めているんだね。
雑学

コペンハーゲン解釈だけがすべてか? Ⅱ

物理学は自然現象(観測されたもの)がなぜそうなるのかの説明をすること。量子力学でわかっていることは観測すれば量子は粒子として観測され それ以前にはその位置・運動量は確率でしか表せないってことだね。これってモノを細分化していった先にあるものがやはりモノなのかぼくたちの知らないモノ以外なのかって議論じゃないかな。
雑学

コペンハーゲン解釈だけがすべてか? Ⅰ

量子力学で言われる解釈というのは『波動関数』の表すモノってどういうことだ? ってことなんだ。『波動関数』自体は量子の実体を表していることは『是』とされているけど それがなにを表しているのかがいまだに議論される問題なんだ。その解釈の雄がコペンハーゲン解釈だけど それ以外にも解釈の仕方はいくつか出てきているんだよね。
雑学

ウィグナーの友人

『猫』の実験の追加問題提起として出されたのが『ウィグナーの友人』という思考実験。もっともシュレティンガーさんは確率解釈に疑問を提示してウィグナーさんは賛同者という立場の違いはあったけど。そしてウィグナーさんの問題提示はもう一つ。観測者によって一つの事象が確定するとして複数の観測者の確定事象が同一なのかどうかってね。
雑学

シュレティンガーの猫 Ⅱ

量子力学の観測されるまではすべては状態の重ね合わせ 観測されてはじめて確定するという理論は実験・観測で得られたデータをなんとか解釈しようとする結論だね。ただその結論はそれまでの物理学(自然科学全体かも)の柱としていた因果関係を崩す可能性が出てくるんだよね。そこで出題された『猫箱』。だけど結論の出しようが無いんだよ。
雑学

シュレティンガーの猫 Ⅰ

しつこいかもしれないけど量子力学のコペンハーゲン解釈には批判的な意見が多かったんだ。実験・観測の結果合理的な解釈として出された『仮定』だけど『因果関係』の否定意を内包しちゃったからね。アインシュタインさんなんかも異議を唱えていたし。そんな中でシュレティンガーさんが思考実験として提唱したのが有名な『猫箱』のはなしなんだ。
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