還元主義
科学の方法論としてよく使われるのに
『還元主義』っていうのがある
複雑なものを基本的要素に分解して
その構成要素を研究することで全体を理解しよう
なんてところかな
ぼくのよく使うレゴの考えに似ているのかもしれない
この方法論 昔からあるけど
近年ではベーコンさんやデカルトさんが
有名なんじゃないかな
科学の世界で言うならば
なんといってもニュートンさん
自然の複雑に見える法則を
基本的力学原則に還元して
解き明かそうとしたんだからね
ぼく流の感覚で言えば
還元主義はデジタル主義と言えるのかもしれない
もしくは数学的アプローチなのかな
波
ぼくたちのイメージする波というのは
その波を伝えている『媒体』の運動だと思う
楽器の弦の振動にしても
海の波にしても糸や水の動きを
波として捉えているってことだもの
だけど困ったことが見つかっちゃった
『光(可視光)』っていうのは
昔から存在が知られていたよね
その光がどうやら波らしいってことも
研究の結果わかってきていた
地上ではまだ良かったんだ
音が空気を振動させて伝わるように
光も大気の中の何かの動きが
伝わるんじゃないか って考えれば済むんだから
神話や地動説なんかが信じられていた時代は
まだ良かったのかもしれない
だけど 学者さんたちのたゆまぬ努力のおかげで
宇宙ってものがおぼろげながら分かるようになってきた
そしてなにもないはずの宇宙空間を
太陽の光が伝わってくるのはなぜだ?
そういう疑問が出て来たんだね
媒体の無い波ってなんだろう?
状態
粒子性と波動性と 粒子と波
この二つをごちゃ混ぜにした為に
ぼく自身 勘違いを起こしている可能性は高いみたい
19世紀後半から20世紀前半にかけて
エネルギティークvsアトミスティーク論争
要は万物の成り立ちの根源は
エネルギーなのか 原子という構造物なのか
という論争があった
波はエネルギーが媒体を通じて伝播する過程
そしてぼくたちが観測できるのは
媒体の運動ってことなんだと思うんだ
よく“波は状態”という言い方がされるよね
状態っていうのは
「人や物事のある時点でのありさま」
そういうことらしい
言い方を変えると 時々刻々変化していくもののことを
『状態』という ってことじゃないかな
そう考えると粒子性と波動性が
混在するっていうのは
なんとなく理解できるような気がするんだけどな
エネルギティークとアトミスティーク
エネルギー論と原子論の論争は
物理現象の異なる側面に焦点を当てていた
そういうことなんだろうと思うよ
現在ではこれらの見解は
相互に補完し合う形で統合していった
そういうことなのかもしれない
エネルギティーク(エネルギー論)は
エネルギーの保存則と
エネルギーの変換則を柱に
万物を解明しようとした ってこと
アトミスティーク(原子論)は
物質を原子や分子という
小さな粒子の集合として理解するってこと
還元主義の方法論の最たるものだね
古典という物理 特に力学では
主流の考え方で万物を解明しようとした
そういう立場だったんだろうと思うよ
デジタルとアナログを正確に使い分けると
違った意味になるかもしれないけど
不連続と連続という見方をした場合
エネルギーvsアトミスティーク論争っていうのは
アナログvsデジタル論争ってことに
なるのかもしれない
原子
世界や宇宙の本質が
デジタルなのかアナログなのかは
いったん保留にしておいて
物の構成要素を原子とする って考えは
イメージとしては理解できそうな気がするね
ぼくたちの身近に感じている世界を
マクロの世界とするならば
マクロの世界の構成部品は
『原子』ってことで良いんじゃないかな
マクロの世界は原子というレゴブロックで構成されている
本来はそこでとどめておけば
古典力学を中心とする
物理学の世界はほぼ完成 ってことだったんだろうね
だけど科学者たちは貪欲なんだ
原子をより細かく分けちゃおうって欲求に
勝てなかったんだよ
なんといっても電気だとか光なんて
原子の動きだけじゃ説明できないものが
身近にあった っていうのも
原因の一つだったんだろうけどね

