心理学

雑学を収集しようじゃないか雑学
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心理学ってなんだ?

唐突に出てくる『心理学』

心理学というと

人間の心の動きを研究する学問って

感じがするよね

それが これから書こうとする

『行動遺伝学』の出て来た

要因なんだから

困ったもんだ

『氏と育ち』論争

この 心理学界の議論を

遺伝学とのコラボで

何とかしようって要望が

一部の心理学者の間で

出て来たってことなんだ

心理学の定義って

捉え方によって違うんだろうけど

心理学の入門書として有名な

『ヒルガートの心理学』では

「行動と心的過程についての科学的学問」

とされている

『心理学大図鑑』には

「心や行動の科学を研究する」

アメリカ心理学会の定義は

「心と行動の研究」ってことに

なっているね

簡単に言えば

人間の心のメカニズムを

科学的(実験・観測)に

解明しようって学門かな

だけど なんども書いているけど

心(理性でもいいかも)を

直接観測することができないから

(今のところ)

行動を分析することによって

メカニズムを見出そう

ってことだと思うんだ

『科学的方法』っていうものは

数値化を目指すものなんだろうから

デジタルのものには有効かもしれないけど

アナログのものに対して有効かどうかは

わからないんだけどね

幾何学で導き出されるものを

代数で表現しようとするみたいで

無理があるのかもしれないって

思えるんだけどな

もっとも 心が

デジタルかアナログかは

わからないんだけどさ

心理学の大別

ものすごく大雑把に書けば

心理学は

基礎心理学と応用心理学に

分けられるそうだ

応用心理学は言葉の通り

日常の中での具体的活用を

目的にした心理学だね

どちらかといえば

ぼくたちが考える心理学っていうのは

この応用心理学

ってことじゃないかな

だけど

これは 社会の中での実需というか

テクニックみたいなものだろうから

ぼくがいま関心を持っている事象には

あまり関係が無さそうなんだ

関係してくるとすれば

基礎心理学の方だろうね

それも 個としての

人間云々ってことじゃなくて

生物の中の一つの種としての

一般法則の研究分野

だと思うんだ

『氏と育ち』論争が

心理学のひとつの論争だって書いたけど

人の行動や性格っていうものが

もともと持っている資質の発露なのか

生まれ落ちてきてからの

個人の生い立ち(学習かな)の

なせる業なのか なんてのは

基礎心理学の分野

なんだろうね

よく 刑事ドラマなんかで言われる

「生まれついての悪人はいない」

なんて言うのは

『育ち』優勢派の意見なんだと思うよ

現代の格差社会についての意見も

どちらかというと

『育ち』優勢の考えかたなんだろうね

基礎心理学

基礎心理学っていうのは 

すべての人間が持っている

心の仕組み(行動も含めて)を

一般法則として

理論的に研究し解明して行こう

って学問

ちょっと冗長だけど

具体的に書いていくと

生理心理学(生物心理学) 

心理状態と身体の反応の関係性を

研究する分野だね

うそ発見器の発汗作用や

脳波の測定なんかが有名かな

認知心理学 

知覚・記憶・思考なんかが

物事を認識するのに要する

記憶や知識のバイアスと情報処理の関係

なんかを研究するんだろうね

発達心理学 

人間の成長に伴う

心の変化の研究みたい

年齢によって考えかた感じ方が違う

プロセスの研究かな

だから 

乳幼児心理学・児童心理学

青年心理学・老年心理学なんて

分類されたりするようだよ

学習心理学 

経験によってどう行動が変化するかの

研究だね

パブロフの犬の実験なんかが有名かな

社会心理学 

集団内の人間関係とか

社会が与える影響

なんかの研究みたいだね

最近のSNSでの人間関係なんかも

研究対象らしいんだ

性格心理学 

パーソナリティの

(個人を特徴づける

決まった そして持続的な

行動パターンのことかな)

研究ってこと

行動心理学 

行動と心理の相関性を

調べるってことらしい

わざわざ別分けしなくても

行動から心理を(感情なんかの)

読み取るって

心理学の基礎じゃなかったっけ

知覚心理学 

知覚(外部観測器官)の研究かな

医学との連携かもしれないね

神経心理学 

脳と言語・認知の関連性を

研究しているみたいだよ

異常心理学 

前提として 本来は正常とされる人が

例外的に異常行動を起こす原因の

究明なんだろうね

性同一性障害なんかも

研究対象だそうだ

言語心理学 

人間を人間たらしめる

要因じゃないかと言われる

言語ってものを

どうやって人間は手に入れるのか

ってことがメインテーマ

言語学と心理学の

コラボみたいなもんだね

ただし 派生して

コミュニケーション研究も

やっているみたいだけど

数理心理学(計量心理学) 

一番科学的要素が強いかな

数学(数字)を使って

心理現象を測定したりモデル化しよう

って研究

ただ 素人のぼくから見ると

事例に数値を対応させるのが

至難の業だと思うけど

わかるところだけ書いてみたけど

物事を研究しようとすると

どんどん細分化しちゃうんだね

そして 複雑になり過ぎて

横との連携が難しくなっちゃう

もっとも 科学なんて分裂と融合の

結果から発展していくんだから

これでいいのかもしれないけど

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