数学

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数学ってなんだ?

数学のはなしが唐突に割り込んでくるんだけど

ここからは数学が主役になっていくから仕方ないんだ。

なんとか算数ぐらいまではついていったつもりだけど

数学、特に微積あたりで躓いてしまったぼくには

数学を語るなんてことは恐れ多くて……

それでも数学に触れておかないと

せっかくここまで書いてきた原子や電子や光やなんかのはなしが

進まなくなってしまうんだから

困ったもんだ。

なおかつぼくの目標が

数式や公式を使わずにできるかぎり書いていこうって言うんだから

数学とは真反対の立場にいるときている。

これは困ったどころか『無理!』って感じだよな。

とにかく行けるところまでいってみようか。

でもそのまえに肝心なことがひとつ。

数学ってなんなんだろう? ってところ。

ぼくみたいに微積あたりで躓いてしまったものには

数学と算数の区別もつかないんだよな。

やはり数学のことを軽くでも調べてみないと

どうしようもないだろうね。

数学ってなぜ必要なの?

哲学をなんとなくわかったようなわからないような

中途半端なところでいったん終わらせて

量子力学を書き始めようと思ったのは

物理学の最先端のこの分野が

じつは昔から論じられてきた哲学と

なんとなく似ているって感じたから。

でもざっと概略だけを読んでいた時の感覚と違って

まじめに取り組んでみると数式や記号の嵐。

あたりまえだよね

自然科学の分野はやはり曖昧さを排除していくことに

主眼を置いているんだから。

一行の文章を読むにも数式

その数式に出てくる記号を調べるだけでも

結構時間がかかる。

もう一度学生のころの数学の授業をやり直したほうがいいと思うんだけど

そんな時間もないし、能力も無いんだよな。

余談だけど

学生って言うのは特権階級なんだよ。

当時は馬鹿らしくて仕方がなかったけど

勉強がメインでできるっていうのは素敵なことじゃないかな。

信じられないかもしれないけど

人生をリタイヤする年齢にさしかかった

ぼくの同年代の人たちの中には

もう一度大学で授業を受けたいって人の数って

けっこういるんだ。

きっと試験で点数を取るための勉強を押し付けられるから

学問のおもしろさにある程度年齢がいくまで

気が付かないのかもしれない。

脱線しちゃったけど

基礎から勉強しなおすだけの

根気と根性、能力と知力の無いぼくにできるのは

概略だけでも数学ってものを

軽く触るってことぐらいしかできないってことで

いつものようにネットサーフィンをスタートさせてみよう。

でも、いつものことだけど

サーフィンの行き着く先は

予想とは違うところに行き着くんだよな。

数学って思っていたのとは違うじゃない

イメージとしての数学って

1+1=2とか

九九とかaX+bとか

a2がどうしたとかの感じがしていたんだけど

これらはただの言語ってことらしい。

ぼくが数学がわからないっていうのと

英語がわからないっていうのは

同じところにいるみたいなんだ。

英語がわからない人間が

英語で書かれた論文(もっと簡単な記事でもいいよ)の

意味が解らないって騒いでいるみたいなもんなんだね。

じゃあ、数学っていったいなんだろう。

「数学とは、数・量・図形などに関する学問である」って

ちゃんと定義があるらしい。

西欧の学問分類だと数学は『形式科学』って項目に入って

「自然科学じゃないよ」ってわざわざ区別されているみたいなんだ。

たしかに自然科学で重視されるのは

実験や観測・観察だけど

数学は論理の正しさが重視されるからかもしれないね。

「数学とは、数・量・図形などに関する学問である」。

これって、たしかに定義のようにはみえるけど

ちょっと見方を変えるとじつはいい加減な定義

悪く言えば定義でも何でもないんだよね。

数・量・図形など…… の『など』ってことば

法律や政治家の答弁なんかでもよく使われるんだけど

『など』を入れちゃうと

なんでもありになっちゃうんだから。

とくに19世紀頃に集合論がでてきてからは

数学とは何かっていうことが

数学界でも問題になっているらしいよ。

数学の対象や方法、歴史の中での存在なんかを研究する

数理哲学なんて学問までできているんだから

数学をこんな単純な定義で済ませておくことは

もうできなくなっているんじゃないかな。

ぼくが数学ってなんだろうって

不思議がるのも許してもらえるんじゃないかな

って、ちょっと自己弁護。

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