繰り返しの4領域

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至近要因 『発達要因』

重複するけど

もう一度書いてみよう

『至近要因』は

直接要因なんて言われるけど

現状の個体の機能が

どうやって作動するのか

って研究土台なんだ

それを動的に

(時間の流れの中での現在の形の説明)

捉えるのが『発達要因』

これが心理学と遺伝学を

くっつけた一番の理由となる

『氏・育ち』論争の

研究目標なんだろうね

生物のある個体が

生殖細胞から現在の形になるまでの

発達に関する分子機構や学習方法の

研究の土台ってこと

なんだと思うんだ

現在のところでは

行動は遺伝と環境(学習)の

相互作用の産物

って説が主流なんだけどね

至近要因 『機構(メカニズム)要因』

続いて至近要因を

静的に捉える

(種の現在の形の説明)

『機構(メカニズム)要因』

生物の個々の個体の

物理的メカニズムを

研究する学問かな

脳・ホルモン・フェロモンなんかも

研究対象としている

みたいだね

部品としての

個々の器官だけじゃなくて

科学レベルや生理レベル 

精神や社会レベル

その中での行動のレベル間で

機能的因果関係がどうなっているかの研究

ってことらしい

 

とにかく物理的行動(反応)の

研究の土台

ってことじゃないかな

究極要因 『機能(適応)要因』

続いて『究極要因』だね

進化要因なんて言われたりするけど

進化の過程で作り上げられたものに

『なぜ』という疑問を投げかける研究のための

土台だそうだ

『究極』なんてネーミングから

これが最重要って思えちゃうけど

そんなことは無いんだよ

そんなことを言うと

どの要因も同じように重要なんだって

研究者から怒られちゃう

かもしれない

(らしいよ)

これも静と動 

二つに分けられている

まず 静的に分類されている

『機能(適応)要因』

なぜ現在 

個の動物がその機能を持っているのか

っていう研究のことだね

今ある機能ってのが 

現在においての

個の生存や子孫を継承するために

どのようなメリットがあるのかを

説明しようとする

研究なんだそうだ

ダーウィンさんの

自然選択説っていう進化理論があるけど

その中で

個々の生物たちの振る舞いが

各々の環境の中で生存と繁栄の為に

「よくデザインされている

(もしくはそのように見える)」

ってことを

科学的に説明しようという研究の

土台と言い換えてもいいかもしれない

究極要因 『系統発生要因』 Ⅰ

究極要因の動的分類が

『系統発生要因』

それこそ進化要因

そのものかもしれない

これは進化の過程で

なぜその機能が変化していったのか 

簡単に言えば

今ある(現在の)生物が

どんな経路をたどって進化したのか

ってことだね

ダーウィンさんの

『自然選択説』だと

生物は進化の末に

最適な形態(デザイン)を

獲得しそうなものだけど

必ずしも最適な形態を

各機能が持てないって状況が

あるみたいなんだよ

遺伝的浮動や環境的突発的事項

種や系統の

初期の進化的発達の影響なんかが

現在の個体の機能を制約している

なんてこともあるらしいんだ

究極要因 『系統発生要因』 Ⅱ

ぼくに根本的な

知識(理解?)不足が

あるからだろうけど

どうも書いていて

しっくりこない言葉が多いように

思えるね

あくまでも

ぼくなりの解釈だけど

補足を入れてみよう

『遺伝的浮動』っていうのは

ぼくたちもそうだけど

2性生殖(雄・雌)の生物は

遺伝子を

父方と母方からもらっているよね

そのうちのどちらかの

遺伝子が表に出てくるってわけだ

そうすることによって

進化の方向が歪まないようにしている

って ことらしいよ

この二種類の遺伝子の

(対立遺伝子)

どちらが出てくるのかは

あくまでも

ランダムらしいんだよね

そうなると

(あくまでも確率の問題だけど)

世代を多く重ねている間に

元の種の遺伝子が偏ったり

極端な場合には

対立遺伝子の一方が

失われたりすることが

ある可能性があるんだ

特に集団の大きさが小さい場合や

環境の影響で急に個体数が減った時

なんかに起きるみたい

もっと極端な場合

『創始者効果』ってものが

起きるってこともあるらしい

遺伝的浮動に近い話だけど

何らかの事由で

少数の個体群が他の集団から

隔離されたとしようよ

そこに形成される新しい個体群は

祖先となる個体たちが少数である場合

本来の種とは

遺伝子頻度や外観さえ別種のもののように

変化していく可能性が

出てくるんだね

これが『創始者効果』ってものらしい

創始者効果は種の分化や

もっと進めば

新種の誕生なんてことを

引き起こすかも

しれないらしいんだ

この遺伝的浮動や

創始者効果なんかは

(突然変異もそうだね)

進化の『中立説』に

含まれるらしい

『中立説』も面白そうだけど

ひとまずはスルー

ってことにしておこう

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