古典物理学と現代物理学

雑学を収集しようじゃないか雑学
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世の中はデジタルだ

世界はアナログ

そんな認識が多いと思うんだ。

太陽光のもとで見る自然

小鳥のさえずりや風が木の葉を揺らす音。

人工的なもので言うなら

写真と絵画

旧式なレコードとデジタル録音された音源から

再生される音。

写真は冷たく絵画は暖かい

レコードは柔らかくデジタル音源は硬い

ってな具合でね。

でもちょっと待って。

中学校ぐらいで『原子』って習わなかったっけ。

物を細かく細かく

もっともっと細かくしていくと

最終的に原子ってものになるんだよって。

イメージとしては

丸い球のまわりを小さい球がグルグル回っている

学校においてあった模型だったら

玉をつないだ竹ひごの真ん中に少し大きめの玉がはいっているってやつ。

じっさいのところは知らないけれど

これ以上小さく分割できないって点が集まって

物ってものは構成されているって習ったよね

だとするとアナログの物なんてないってことにならないかな。

世の中すべて点々の集まり

1と0のデジタルの世界……

かもしれないね。

原子の大きさ

学校で習うし、なんとなく常識として受け入れているけど

世の中のすべてのものが点々で出来上がっているって

どことなく変な気がしない?

どうにも理屈でわかっても頭が納得しない感じ。

でも、悲しいかな科学者たちは原子の大きさまで

実験・研究の結果導き出しているんだよ。

だいたい原子の大きさは1~数Åって言われている

ってわからないよね。

極力数字や公式は出さずに書いていこうと思うけど

どうしても出てきてしまう時があるんだ。

そんな時は読み飛ばしてもらってもいいと思うよ。

一応雑学ついでに書いておくと

Åって記号は長さの単位でオングストロームって言うらしい。

オングストロームってのはどこかで聞いたことがあるかもしれない

小さいものの長さの単位だね。

1m(メートル)を基準において

0.01mが1cm(センチメートル)

0.001mが1mm(ミリメートル)

ぼくたちが使うのはこのあたりまで。

では1Åは

0.0000000001mってことになるんだけど

想像なんてつかないな。

とにかく小さいってことだよ。

もうひとつ雑学ついでに

1mの長さってどうして決まっているか。

もともとは地球の外周から計算していたんだけど

現在じゃ基準が見直されている。

どうしてこうなったかは詳しい人に聞いてもらいたいんだけど

数字だけ書いておくね。

「1mは1秒の299792458分の1の時間に光が空中を伝わる長さ」

って定義されているそうだ。

う~ん……

何か意味があるんだろうけど

今のぼくにはこの数字を覚えても仕方がなさそうだね

ミクロとマクロ

現代物理学と古典物理学って

聞いたことないかな?

科学の研究だから古いものより新しいもののほうが

優っているって思うんだけど

どうやらそんな意味で使われているんじゃないみたい。

もともと『原子』って考え方は

それこそ古代ギリシャ時代からあったみたいだけど

18世紀ころには実験化学が精密化されたおかげで

酸素や水素が発見され

20世紀に入っていっきょに原子の実験・研究が進んだってことで

新しい物理学として現代物理学って呼ばれているってこと。

これまでの巨視的現象

ようは見えたり聞こえたりする

じっさいに周りにある現象の研究を古典物理学って

名付けただけなんだね。

厳密には量子力学や相対性理論を考慮に入れるか入れないかの違いで

必ずしも反対の意味とか

よく言われる対義語ってものじゃないってことだ。

ぼくたちが通常感じたり見たりする世界のことは

マクロの世界、もしくは巨視的世界って言われ

原子の世界やそれより小さい寸法の世界のことを

ミクロの世界、もしくは微視的世界って分けているそうだ。 

そしてミクロの世界では

マクロの世界じゃ考えられないことがおこるなんて

けっこう書いてある文献があるんだけど

そんなことは無いと思うよ。

なんといってもこのミクロとマクロの世界

別の場所にあるわけじゃないんだよな。

ふつうにぼくたちが感じているこの世界

いわくマクロの世界ってやつでも

不思議な現象が当然起こっているわけだ。

ただその変化があまりに小さすぎて

(なんといっても0.0000000001mの違いなんて見えるわけないもの)

わからないってだけのこと。

知らないことは無いこと

それでいいと思う。

ただ、ミクロの世界の研究の恩恵は受けているけどね。 

ふと気が付くとすぐ隣に

ミクロの不思議が転がっているのかもしれないよ。

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