だんだん自信が無くなってきた
とにかく特殊相対性理論の振り返りは
ここまでにしておこう
現代の物理学はとてもじゃないけど
ぼくみたいな一般人(?)には
理解できないのかもしれないね
目に見える物の動きとか変化とかなら
むりやりこじつけることもできるかもしれないけど
頭の中の想像の世界 しかも数学で語られる世界には
とてもじゃないけどついて行けないよ
きっと 一般相対性理論に迷い込んで行くと
よりいっそう迷子になっちゃうんだろうな
人間は因果関係の分からないものを認識できない
そういうことになっているけど
数学で語られる世界の因果関係を
理解するだけの能力をぼくは持ち合わせていないんだから
実験・観測の結果出て来た事実(経験則)に対して
理論的な根拠を与える(論理則)ということが
今の物理学の大きな柱のはずなんだ
だけど 現代の物理学 特に相対論 量子論
そこから進んでいった素粒子論なんかは
実際の観測(そのもの自体の観測)が
できるわけが無いんだものね
だから代わりに存在や性質を示す痕跡や影響を
観測するという方法をとるはずなんだ
でも その存在や性質って理論的に予想しているものの
痕跡を探しているわけじゃないのかな
たとえば素粒子なんかだと相手は
あまりにも小さいわけだよね
光学的にはまず検出されない
もし粒子が電荷を持っていたとしても
微量すぎる電荷じゃ観測器に捉えることはできない
仮にその痕跡が見つかったとしても
観測装置や実験環境からくる観測問題がありそう
そしてその痕跡はあまりにも微量だろうから
測定誤差も考えないといけないよね
もちろん出て来たデータの解析自体も難しい
なんといっても未知なるものが相手
誤った統計手法やモデルを使っちゃう可能性もある
そんなことは学者さんたちは十分に承知だから
複数の独立した実験での再現性の確認とか
観測機器の精度をより高めるための努力がなされているから
これから先もっと信憑性の高い実験結果は
出てくると思うけどね
だけど問題は論理則から経験則を
導き出そうとしているってことじゃないかな
数学上導き出された理論や予測ってものが
実際の観測結果に歪みを与える
そんな可能性もあるように思えるんだけどな
とにかく始めてみよう
数学に対する自信がまるでない
ここまで自信を無くしたのは初めてかも
社会に出てから使われるような数学
(数学というよりも算数に分類されるのかも)
あたりまではそれほど苦労はしなかったんだけど
一般相対性理論について自分が書いたブログを
読み返してみて あきらかに本筋から
目を背けていたんだってことがわかる
書き込みになっているんだよね
もっとも一般相対性理論の
なにが本筋なのか って聞かれたら
答えに困るんだけど
書いていた当時は一応調べていたつもりなんだよ
でも 根本のところには踏み込まずに
逃げまくっていたってことがよくわかっちゃう
一般相対性理論の振り返りを書くんだったら
もう一度調べ直さなきゃいけないみたいだね
ただ 調べ直したところで
根本の知識不足
雑学として書けるほど
本人が理解できるかどうかには自信が無いけど
とにかく行き当たりばったり
気になったところから書きなぐってみよう
ただ 先に謝っておくけど
極力数式を使わずに書いてしまうから
(というより数式が使えないだけなんだけど)
正確さはおそろしく欠けるし
ぼくの独断と偏見になりそうなんだよね
一般相対性理論
特殊相対性理論は
光速度不変の原理と
特殊相対性原理のふたつの仮定
これが出発点だったよね
光の速度はどの慣性系から見ても同じ
違う慣性系のなかでもその慣性系の中での
物理法則は同じ
だったら ある慣性系での物理現象を
違う慣性系の観測者が理解するためには
異なる慣性系の間での通訳が必要になる
そこで登場したのがローレンツ変換
単純に言えばそんなところじゃないかな
では 一般相対性理論は? というと
これも二つの原理から出発している
ということらしい
等価原理と一般相対性原理
これさえわかれば一般相対性理論はわかる
わけないよね
等価原理っていうのは
これはよく知られているように
加速系と重力系は区別がつかない ってもの
一般相対性原理のほうは
どのような運動をしている系でも
物理法則は同じだよという
特殊相対性理論でも出て来た根本原理だね
この二つの仮定から出発したはずの一般相対性理論が
いつのまにか重力の理論と
呼ばれるようになったってところが
困ったところなんだよ
特殊相対性原理でも異なる慣性系の間の
通訳をするためのシステムが
いつのまにか質量とエネルギーの
等価性なんてところに繋がっていった
そんなところかもしれないね