2023-02

自問自答

考える仕組み Ⅰ

『考える』ってことを考えてみよう。ぼくたちが外部の世界を知るためには外部観測器官をフル稼働して情報を手に入れる必要があるよね。その役目が感性・悟性の仕事。でもその最先端にある感性は触れることでしか情報を入力できない。そしてなおかつデジタル情報しか入手できないんだ。その半端な情報でバトンタッチされる悟性も大変だね。
自問自答

悟性・理性

人間の認識能力には限界があるっていうのは哲学・自然科学どの方面から見ても否定されないことだと思うんだ。その限界値をすこしでも広げようと学者たちは努力しているんだね。なぜ認識能力に限界があるのか? もともとの人という種の限界もあるだろうけどなにより人間が直接外部の世界とは接触できないってことが一番のネックなんだ。
自問自答

人間の限界

物理学にしても哲学にしても それこそ学問にこだわらなくてもぼくたちが興味を示すのはあくまでも『人間』基準のものなんだってことをわかっていないとおかしくなっちゃうよね。物理学の観測しかり人間の理性的判断しかり『存在』ってものを『人間』というフィルターを通してしか観測できないっていうのはどうしようもないことなんだろうな。
自問自答

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ぼくがしつこく書いている『デジタル』vs『アナログ』。やはり量子論や相対論でも問題になっているように思うんだ。因果関係っていうのはアナログ、それに対して観測ってもののデータはデジタルで出されるものなんじゃないかな。量子力学の不確定性原理もベクトル量・スカラー量もこの二つの捉え方の違いのような気がするんだけど。
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一休みしようか

物理学って小難しい数式なんかでとっつきにくそうだけど確定事項を扱っているからある意味単純なのかも。アバウトな部分を極力排除しようって姿勢は見習うところがあるよね。ただ人間にとってシンプルってことは人間の限界までしか理解できないってことなんじゃないかな。物理学のシンプルと哲学のアバウト。なんとか合体できればいいんだけど。
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